島根大学医学部附属病院 乳腺外科
― 島根から、全国水準の乳がん医療を ―
 
  全国誌が認めた「信頼できる乳がん専門医」
全国誌『週刊ポストセブン』(2023年12月24日公開)の特集
「信頼できる乳がん名医リスト」において、
島根大学医学部乳腺外科 角舎学行教授が、中国地方で唯一選出されました。

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全国の乳がん専門医が推薦する中から選ばれたこの評価は、
当科の「診断力」「技術力」「患者さんへの寄り添い」が
全国的にも高く評価された証です。

記事では、「信頼できる医師は、患者との雑談(対話)が上手い」と紹介されています。
私たちは、まさにその“心の通う医療”を日々実践しています。


 
  診療の特徴 ― 正確な診断とチーム医療 ―
乳がん診療の第一歩は、正確な診断です。
当科では、最新のマンモグラフィ・超音波・MRIを組み合わせ、
複数の乳腺専門医によるカンファレンスで一例ごとに慎重に診断しています。

病理診断も迅速かつ的確に行い、
形成外科・放射線科・腫瘍内科と連携しながら、
患者さんにとって最も適した治療方針をチームで提案します。

退院後は「乳がん連携パス」により、かかりつけ医と情報を共有し、
地域全体でのフォローアップ体制を整えています。

 



  最新治療 ― 島根県内で唯一の先進技術 ―
■ 乳がん内視鏡手術(県内唯一)
整容性を重視した、傷の小さい低侵襲手術です。
乳房の形を保ちながら腫瘍を切除でき、
術後の生活の質(QOL)を大きく高めます。
この手術が可能なのは、島根県内で当院だけです。

■ ラジオ波焼灼療法(RFA)(県内2施設のみ)
高周波の熱エネルギーで腫瘍を焼灼する「切らない乳がん治療」。
メスを使わず、体への負担が少なく、短期間の入院で完結します。
島根県内では当院と松江赤十字病院のみが実施可能です。

これらの最先端治療は、患者さんの身体的・心理的負担を軽減し、
「治療後の生活をより快適にする」ことを目的としています。

 


 
  対話を重視した医療 ― 心に寄り添うケア ―
乳がん治療は、単に病気を治すだけではなく、
「患者さんのこれからの人生」を支える医療だと私たちは考えています。

治療方針、仕事、家庭、将来のことまで丁寧にお話しし、
納得のうえで治療を選択できるよう、
医師・看護師・スタッフ全員が“対話”を大切にしています。

 



  ★教授メッセージ
「乳がんの診療では、確かな技術と同じくらい、
患者さんの気持ちに寄り添うことが大切です。
島根から全国に誇れる医療を届けたいと思っています。」

島根大学医学部 乳腺外科 教授 角舎 学行


 
  受診をお考えの方へ
中国地方唯一、全国誌に認められた乳腺外科チーム
最新の診断機器と高度な手術技術
退院後も地域と連携した安心のフォローアップ体制
「検診で異常を指摘された」「セカンドオピニオンを受けたい」
――そのようなときは、ぜひ当院へご相談ください。

  島根大学医学部附属病院 乳腺外科外来